ハイデラバードの産業

18-19世紀にブラジルや南アフリカでダイヤモンド鉱脈が発見されるまで、インドは唯一のダイヤモンドの産出国だった。特にハイデラバード近郊のゴールコンダは、非常に優良なダイヤモンド鉱山として知られ、この地域に成立した歴代王朝に巨大な富をもたらしてきた。ちなみに、イギリス女王エリザベス2世の王冠に輝く巨大なダイヤモンドは、ハイデラバード産のものである。
ハイデラバードはまた、真珠や絹織物の産地・集積地としても有名である。今なお、市内のいたるところで、大小さまざまの宝石商、サリー商を見ることができる。
近年は、市北西郊外の広大な敷地に、経済特区ハイテク・シティーを建設し、インド国内(インフォシス・テクノロジー、ウィプロ・テクノロジー、サッティヤム等)だけでなく、世界中(マイクロソフト、グーグル、アナログデバイセズなど)から巨大IT企業の誘致に成功している。

 

参照元:Wikipedia「ハイデラバード